ヘルペスとカンジダの症状紹介

ヘルペスウイルスのイメージ

ヘルペスの概要は、単純ヘルペスウイルスによって引き起こされる病気で、性器に感染すると性器ヘルペス、口に感染すると口唇ヘルペスと診断されます。
単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、1型は口腔内に、2型は性器内に発症することが多いです。

単純ヘルペスウイルスは、細菌による性病と比べても非常に感染力が強い種類になり、一度感染してしまうとウイルスが神経節にまで侵入し、そこに一生潜伏し続けます。
そのため、治療をして症状を改善させたとしても、体調などの変化によって再発することがしばしばあります。

特徴としては、性器に水疱のようなものができ、それが肥大して破裂することでただれ状態になり、激しい痛みが生じます。
特に女性の場合は、激しい痛みで排尿も困難になります。
一度ウイルスに感染すると死滅させることが困難であるため、症状を抑えるという治療となります。

症状としては、男性は初感染時には亀頭や陰茎部分に1mm~2mm程度の水疱がたくさんできます。
人によっては肛門の周囲や直腸の粘膜にも感染する場合があります。
発症時は、患部にヒリヒリ感やむずがゆさを感じますが、水疱が膨らんで破裂することにより激しい痛みに変わります。
感染してから2日~10日ほどで違和感を感じてきます。

女性の場合は、初感染時には水疱ができ、それが破裂することで激しい痛みや発熱を伴います。
特に排尿時には強い痛みによって排尿が困難になる場合があります。
発症場所は主に外陰周辺と膣の入り口、肛門周辺ですが、場合によっては子宮頸管や膀胱にまで達することもあります。
強い症状と共に太もものリンパ節が腫れ、痛みが出ることもしばしばあります。

男性・女性共に、初感染から1年以内に、80%以上の確率で再発するとされています。
再発時は、初感染時よりも軽くなる場合が多く、治療期間も初感染時より短くなるケースがほとんどです。
再発時の発症場所は、初感染時と同じ場所であることが多く、男性の場合はたまに太ももやお尻に発症することがあります。
女性の再発時には、症状が出る前に膣の入り口に違和感を感じたり、太もも周辺に神経痛のような痛みを覚えるなど、ヘルペスの前兆が起こる人もいます。

感染経路は様々な性行為であり、オーラルセックスでは口への感染もあります。
ヘルペスウイルスに一度でも感染してしまうと、たとえ症状が出ていなくても性器の粘膜などの潜伏している可能性があり、その状態で性行為をするとパートナーへ感染させてしまうことがあります。

カンジタの感染経路と症状について

カンジダの概要は、カンジダ属の真菌(カビの一種)によって引き起こされる性病です。
カンジダは他の性病とは性質が異なり、性行為によって感染することもありますが、自己感染によって発症する場合もあります。

カンジダ属の真菌は、元々体内に存在していることが多い悪玉菌です。
通常、体内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌(善玉菌にも悪玉菌にもなれる菌)の3種類の細菌が存在しており、日和見菌が善玉菌として存在することで悪玉菌の働きを抑えているため、健康を維持することができます。
しかし、何らかの原因(体調を崩す、ストレスを受けるなど)によって日和見菌が悪玉菌へと変わってしまうと、カンジダ属の真菌が活発化し、カンジダを発症してしまいます。

主な症状としては、男性の場合は亀頭のかゆみやただれ・亀頭部分が赤くなり白いカスが溜まる・亀頭に水上ができるなどが起こりますが、自覚症状はほとんどありません。
女性の場合は、男性よりも症状が強く出ることが多く、外陰部や膣のかゆみ・ヨーグルト状のおりものが多くなる・膣の灼熱感や痛み・排尿痛・性交時の痛みなどが起こります。

カンジダは、病気やストレス、疲れなどで免疫力や抵抗力が落ちている時に発症しやすくなります。
また、性器の洗いすぎやステロイド剤の過剰使用などで、常在菌(善玉菌)が減少することでも発症します。
そのため、カンジダ属の真菌が住みやすい環境を作らないことが、発症を抑えることにつながります。

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